皆さんこんにちは!
石川県能美市を拠点にオーダー家具/造作家具・什器・建具などの設計・製作・施工を行っている
株式会社CREFUS、更新担当の富山です。
~空間を支える二つの工事の役割~
建築工事の現場では「家具工事」と「建具工事」という言葉をよく耳にします。
どちらも住宅やオフィス、店舗などの空間づくりに欠かせない要素ですが、その役割や内容には大きな違いがあります。
ここでは、それぞれの特徴と違いを詳しく解説していきます。
家具工事とは、建物に設置される「造り付け家具」や「据え付け型の収納家具」を製作・設置する工事のことです。代表的なものに以下のような例があります。
キッチンの収納棚やカウンター
洗面所のキャビネット
玄関の下駄箱(シューズボックス)
リビングのテレビボードや壁面収納
オフィスの書類棚やカウンター
いずれも空間の寸法に合わせてオーダーメイドされることが多く、既製品家具では得られないフィット感やデザイン統一感を実現できます。家具工事は、使い勝手や収納力を高め、日常生活の快適性を支える重要な役割を担っています。
建具工事とは、建物内外の「開閉や仕切り」を担う部材を製作・取り付ける工事です。主な建具の種類は以下の通りです。
ドア(開き戸・引き戸・折れ戸など)
窓枠やサッシ
障子や襖(和室の伝統的な建具)
パーティションや間仕切り壁
建具は単なる出入口の役割にとどまらず、プライバシーの確保や空間の分割、さらには断熱性・防音性・防火性を高める機能も持っています。素材も木製・アルミ・スチール・ガラスなど幅広く、デザインや性能面で選択肢が多いのが特徴です。
家具工事 → 「収納や機能性を高める造作物」
建具工事 → 「開閉や仕切りを担う部材」
どちらも住まいや建物の使い勝手を大きく左右し、さらにデザイン性にも直結します。たとえば、収納家具が充実していれば室内がすっきりと片付き、空間の快適性が増します。一方で、ドアや窓のデザイン次第で、空間全体の雰囲気や明るさ、プライバシー性が変わります。
つまり家具工事と建具工事は、役割は異なりながらも「空間機能とデザインを同時に支える存在」なのです。
次回もお楽しみに!
株式会社CREFUSは石川県能美市を拠点にオーダー家具/造作家具・什器・建具などの設計・製作・施工を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
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家具建具工事は、見た目のデザイン性と、使いやすさ・耐久性の両立がカギ。
しかし、現場では「ちょっとした計測ミス」や「素材の選定ミス」が、大きなトラブルに直結することも少なくありません。
今回は、プロの視点から、家具建具工事で絶対に外せない**“鉄則”**を一般的な市場での例を基に解説します!
家具や建具は、設置スペースにピッタリ合うことが命。
1ミリのズレが、開閉不良や見た目の歪みにつながります。
特に最近はスライドドアや引き戸が増えているため、下地の精度も重要です。
湿気が多い場所 → 耐水合板や樹脂化粧材
高級感重視 → 天然木突板仕上げ
省コスト+軽量 → MDF+化粧シート
無垢材は美しいですが、反りや割れに注意。用途と環境を踏まえた素材選定が鉄則です。
扉や引き戸は、開閉のスムーズさが最重要ポイント。
丁番・レール・戸車の品質管理を怠ると、施工後すぐに不具合が発生します。
特にソフトクローズ機能付きは、メーカー指定の部品を正しく取り付けることが必須。
最近は大型ガラス建具やハイドアが人気ですが、重量や耐久性の問題が出やすい分野。
安全ガラスを使う
下地補強をしっかり入れる
など、デザイン性だけでなく、安全性も常に考慮する必要があります。
「見た目重視でビスを隠す」
「扉の裏に調整スペースがない」
こうした施工は、後々の修理が困難になる典型例です。
家具建具は長く使うもの。メンテナンスしやすい構造を考えるのもプロの仕事です。
家具建具工事は、精度・素材・安全性・デザインのすべてを満たす必要があります。
そのためには、ミリ単位の精度と、将来を見据えた施工計画が欠かせません。
次回もお楽しみに!
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ドアや窓、収納家具や間仕切り…。
住まいの快適さやデザイン性を決める重要な要素、それが家具建具工事です。
しかし、その背景には、何百年にもわたる木工技術の進化と職人たちの工夫が詰まっています。
今回は、「家具建具工事の歴史」を、日本の伝統と近代化の流れとともに振り返ってみましょう。
日本の建具文化のルーツは、平安時代にまでさかのぼります。
この頃の住宅は板戸や障子で仕切るスタイル。
和紙を貼った障子は、光を取り込みながら風を通し、日本の風土に合った建具として発達しました。
家具も同様に、収納や食器棚は「箱物家具」として武家や貴族の暮らしに広がります。
江戸時代になると、町屋や武家屋敷の増加とともに、木工職人による建具づくりが盛んになります。
襖、障子、欄間など、繊細な意匠と技術が発展。
この時代には「指物師」と呼ばれる家具職人や、「建具師」と呼ばれる専門職が登場し、日本の木工文化を支えました。
明治期に入り、西洋建築が日本に広がると、ドアや窓にガラスをはめ込む洋風建具が普及します。
さらに、大正デモクラシーの時代には、装飾性を高めた家具や、洋風インテリアが人気となり、和と洋の融合デザインが誕生しました。
戦後の住宅需要の急増により、建具や家具はプレハブ住宅向けに大量生産化されます。
これにより、木製からスチール製・アルミ製へ素材が多様化。
同時に、工場での大量生産+現場での組立という分業が進み、「家具建具工事」は施工技術と設計管理の両方が求められる時代に入りました。
今や建具は単なる扉や窓ではありません。
・断熱性・気密性を高めた高性能建具
・オーダーメイドの収納家具
・引き戸やスライド収納で空間を有効活用
さらに、バリアフリー建具や防音ドアなど、暮らしの質を高める技術も次々と登場。
素材も天然木だけでなく、樹脂やアルミ、複合材が一般化し、メンテナンス性や耐久性も大幅に向上しました。
家具建具工事は、住まいの文化とともに進化してきた技術です。
昔ながらの木工技術をベースにしながら、時代ごとのニーズに応え続けてきた職人の知恵と工夫が、今の快適な暮らしを支えています。
次回もお楽しみに!
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~素材を知れば、空間づくりがもっと楽しくなる~
建具や家具の美しさ・耐久性・印象を左右するのが、何といっても**“素材選び”**です。
同じデザインでも、使う素材が違えば、まったく違う質感・雰囲気・使い勝手になります。
ここでは、実際の建具工事や家具製作でよく使われる素材を紹介しながら、特徴・用途・選び方のポイントをご紹介します。
天然の木材そのものを使用する高級素材。木のぬくもりや風合い、年輪の美しさが楽しめます。
【メリット】
◎ 高級感がある
◎ 強度が高く、長く使える
◎ 経年変化で色味や艶が深まる
【デメリット】
▲ 湿気や乾燥により反りや収縮が起こる場合がある
▲ コストが高い
特注ドアや造作家具、和室の障子や床の間、玄関収納など、空間の“顔”になる場所にぴったりの素材です。
本物の木を0.2~0.5mmほどの薄さにスライスし、合板に貼り付けたもの。
【メリット】
◎ 無垢材に近い見た目
◎ コストを抑えられる
◎ 安定性が高く、反りにくい
【デメリット】
▲ 傷がつきやすい
▲ 表面を削ると中の合板が出るため再仕上げ不可
デザイン性が求められる収納扉、カウンター、室内ドアなどに多く使用されます。**「本物志向+コスト意識」**のある方に人気です。
樹脂を含浸させたシートを合板に貼りつけたもの。 強度と耐水性に優れ、住宅・施設ともに多用されています。
【メリット】
◎ キズ・汚れ・水に強い
◎ 色柄バリエーションが豊富
◎ メンテナンスが簡単
【デメリット】
▲ 見た目は本物の木材より若干人工的
▲ 硬いため、端部が割れると補修が難しい
洗面所・キッチン・オフィス家具・商業施設の什器など、メンテナンス重視の場所に最適な素材です。
素材には一長一短があります。
どんな空間に、どんな目的で使うのか――を明確にすることが素材選定の第一歩です。
| 用途 | おすすめ素材 |
|---|---|
| 高級感・木のぬくもりを出したい | 無垢材・突板 |
| コスト重視で機能性を保ちたい | メラミン化粧板 |
| 湿気の多い場所 | メラミン/樹脂系合板 |
| 経年変化を楽しみたい | 無垢材 |
デザイン・素材・施工精度――
この3つが揃ってこそ、美しく、長く使える建具・家具が生まれます。
素材の特性を正しく知り、職人の技術と組み合わせることで、空間に心地よさと機能性を与える施工が実現できるのです。
次回もお楽しみに!
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~仕上がりを決定づける家具建具工事~
建物の完成において「内装工事」は最後の大きな工程です。
クロス貼りや床仕上げと同じように、家具建具工事もこの内装工事に含まれ、空間の仕上がりに大きな影響を与えます。
内装工事の流れを大きく整理すると以下のようになります。
下地工事(壁・天井の骨組み、ボード貼り)
仕上げ工事(クロス貼り、床材施工、塗装など)
家具建具工事(収納家具、扉、窓枠の設置)
家具や建具は、クロスや床が完成した後に取り付けられることが多く、いわば内装の仕上げを完成させる最終工程の一部です。
壁紙や床材と家具・建具の色味や素材感がマッチしているかどうかで、空間の印象は大きく変わります。たとえば、ナチュラルウッドの床材に白い収納家具を合わせれば、明るく清潔感ある空間に。逆にダークカラーの建具を合わせれば重厚感が演出できます。
収納家具の容量やドアの開閉方向など、日常生活に直結する部分を整えるのが家具建具工事です。これにより「実際に住んだときの快適さ」が完成します。
家具の造作やドアのデザインは、インテリア全体の雰囲気を決定づけます。シンプルモダン、和モダン、北欧風など、コンセプトに沿った建具選びが重要です。
家具建具工事は、内装の最終仕上げを担うため、少しのズレや不具合が全体の完成度に直結します。
ドアが閉まらない、収納棚が傾いている、といった不具合は施主の満足度を大きく損ないます。
だからこそ、精密な採寸と正確な施工が欠かせません。
家具工事と建具工事は、空間機能とデザインを支える「両輪」
内装工事の最終段階で行われ、仕上がりの質感を大きく左右する
デザイン性・機能性・精度が揃うことで、初めて「快適な空間」が完成する
つまり家具建具工事は、内装工事の中でも住まいの完成度を決定づける重要な工程なのです。
次回もお楽しみに!
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今回製作を行ったのは、虎ノ門ヒルズ内オフィスへ納品予定の特注オフィス什器です
存在感のある大きな曲線形状と、柔らかなデザインラインが特徴的な什器となっており、空間全体の印象を大きく左右するデザイン性の高い製品です✨
単なる収納什器ではなく、“空間演出の一部”として設計・製作を行いました。
【写真①|オフィス什器 全体】

今回の什器は、直線だけではなく大きな曲線を取り入れた特殊形状。
柔らかなR形状によって、
✨ 圧迫感を軽減
✨ 空間へ自然に馴染む
✨ 高級感ある印象
を演出しています
特にオフィス空間では、
デザイン性
機能性
空間との調和
が非常に重要になるため、細部までバランスを考えながら製作を進めました。
【写真②|別角度 全体状況】

大型什器では、サイズが大きい分だけ製作精度も重要になります
特に今回のような曲線什器では、
曲線精度
接合精度
材料反り管理
など、多くの工程で細かな調整が必要になります。
少しのズレでも全体ラインへ影響するため、一つひとつ慎重に確認しながら製作を進めています✨
今回の什器は収納力だけではなく、
✨ ディスプレイ性
✨ 空間アクセント
✨ 動線との一体感
も重視されています
オフィスでは近年、
働きやすさ
リラックス空間
✨ デザイン性
を意識した内装が増えており、什器そのものが空間デザインの一部になっています。
今回採用されたグリーン系カラーは、
落ち着き
自然感
柔らかさ
を感じさせる色合いとなっています
オフィス空間では、
⚪ 無機質になりすぎない
リラックスできる雰囲気づくり
も重要視されており、カラー選定も空間デザインに大きく関わっています✨
大型什器は現場施工だけではなく、工場内での精密加工が重要になります
例えば、
パネル加工
曲線加工
組立調整
塗装仕上げ
などを工場内で行うことで、高い品質を維持しています✨
工場で丁寧に製作した後、現場搬入・設置へ進んでいきます。
オフィス什器は単なる家具ではありません
特に特注什器では、
建築デザイン
照明計画
内装材
とのバランスを考えながら製作されています✨
今回の什器も、空間全体との調和を意識しながら細部まで製作を行いました。
大型造作什器では、
精度
加工技術
仕上げ品質
すべてが重要になります
完成時には見えなくなる内部構造まで丁寧に製作することで、長く安心して使用できる什器へ仕上がっていきます✨
今回製作した虎ノ門ヒルズ内オフィス向け什器は、曲線デザインと高い収納性を兼ね備えた特注造作什器となりました
空間デザインの一部として、細部までこだわりながら製作を進めています✨
これからも、“空間を彩るものづくり”を大切にしながら、一つひとつ丁寧に製作を行ってまいります
次回もお楽しみに!
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~空間を支える二つの工事の役割~
建築工事の現場では「家具工事」と「建具工事」という言葉をよく耳にします。
どちらも住宅やオフィス、店舗などの空間づくりに欠かせない要素ですが、その役割や内容には大きな違いがあります。
ここでは、それぞれの特徴と違いを詳しく解説していきます。
家具工事とは、建物に設置される「造り付け家具」や「据え付け型の収納家具」を製作・設置する工事のことです。代表的なものに以下のような例があります。
キッチンの収納棚やカウンター
洗面所のキャビネット
玄関の下駄箱(シューズボックス)
リビングのテレビボードや壁面収納
オフィスの書類棚やカウンター
いずれも空間の寸法に合わせてオーダーメイドされることが多く、既製品家具では得られないフィット感やデザイン統一感を実現できます。家具工事は、使い勝手や収納力を高め、日常生活の快適性を支える重要な役割を担っています。
建具工事とは、建物内外の「開閉や仕切り」を担う部材を製作・取り付ける工事です。主な建具の種類は以下の通りです。
ドア(開き戸・引き戸・折れ戸など)
窓枠やサッシ
障子や襖(和室の伝統的な建具)
パーティションや間仕切り壁
建具は単なる出入口の役割にとどまらず、プライバシーの確保や空間の分割、さらには断熱性・防音性・防火性を高める機能も持っています。素材も木製・アルミ・スチール・ガラスなど幅広く、デザインや性能面で選択肢が多いのが特徴です。
家具工事 → 「収納や機能性を高める造作物」
建具工事 → 「開閉や仕切りを担う部材」
どちらも住まいや建物の使い勝手を大きく左右し、さらにデザイン性にも直結します。たとえば、収納家具が充実していれば室内がすっきりと片付き、空間の快適性が増します。一方で、ドアや窓のデザイン次第で、空間全体の雰囲気や明るさ、プライバシー性が変わります。
つまり家具工事と建具工事は、役割は異なりながらも「空間機能とデザインを同時に支える存在」なのです。
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